基本データ
もくじ
義軍集結
汜水関
関羽の武勇
虎牢関の戦い
遷都
落日賦
壊滅曹操軍
主な登場人物
劉備、関羽、張飛、曹操、袁紹、董卓、呂布
ストーリー
第5巻-1 義軍集結
曹操が飛ばした董卓討伐の檄により、続々と各地の将軍が集まってくる。劉備・関羽・張飛も逃亡の身でありながら、北平の太守・公孫瓉(こうそんさん)の軍に加えてもらい戦いに参加することとなった。
久しぶりに三人が登場しましたw
董卓追討軍は総勢十八ヶ国、数十万の大兵力となったのです。待ってろ、董卓!!
曹操の推薦により袁紹(えんしょう)が董卓追討軍の総大将となり、曹操は参謀となった。袁紹は、まずは汜水関(しすいかん)を攻めると決め「先陣を切る者はいないか?」と呼びかける。
そこで手を挙げたのが、長沙の太守・孫堅(そんけん)であります!
孫権(そんけん)のお父さんね、ややこしいねw
第5巻-2 汜水関
自分の追討軍が結成されたと聞いてザワザワする董卓、そこに孫堅が汜水関に攻めてくるとの情報も入ってくるのであります。
董卓:「どないしょー!!?」
誰か孫堅を迎え撃つ者はいないか?と董卓。
「俺がやる!」
「いや、俺がやる!!」
「いやいや、俺がやる!!!」
「じゃ、じゃあ、俺も」
全員:「どうぞどうぞ♪」
ということで、董卓軍の中でも武勇に優れる華雄(かゆう)が汜水関で孫堅を迎え撃つことになりました。
孫堅軍を迎え撃つ華雄軍は副将の胡軫(こしん)が先陣を切ります。胡軫は孫堅に一騎討ちを挑むもあっさり討ち取られ、胡軫軍は総崩れ。一気に攻め込もうとする孫堅軍ですが守りも堅く一旦引き上げることに。
初陣は董卓追討軍の勝利でございます!
そんな孫堅の活躍に盛り上がる追討軍。そこに孫堅から「食料を送ってくれ」との要請が入るが、袁紹は董卓討伐後に孫堅は自分の脅威になると考え、食料を送らずに孫堅軍を弱らせることを決断するのです。
なんて卑怯な奴や!
食料が届かない孫堅軍は徐々に弱っていきます。そんな状況をキャッチした華雄軍は夜中に奇襲をかけるのであります!
気力も体力も奪われた孫堅軍は対抗する術もなく大惨敗。孫堅も敗走するのでありました・・・
孫堅の運命やいかに!!
第5巻-3 関羽の武勇
孫堅軍を破った華雄軍は勢いに乗り、追討軍の本陣近くまで進軍する。焦る総大将・袁紹。
袁紹:「誰か華雄を倒してくれ!お願いしマウス!!」
そこに名乗りを上げたのが、我らが関羽であります!しかし、身分が足軽という事で袁紹に却下されそうになるが曹操がフォローを入れる。
曹操:「まあまあ、やりたいって言うんやから、やらせまひょ」
本当は関西弁ではありません
曹操は関羽に1杯の酒を与え、一気に飲み干すと関羽は華雄軍に突入していきます。
がんばれ関羽!
すると、静まりかえる戦場・・・
そして、一人の男がこちらに進んでくるのであります。ザワつく兵士たち・・・
あれは一体・・・
兵士A:「あ、鳥だ!」
兵士B:「飛行機だ!」
兵士C:「いや、タケちゃんマンだ!!」
違うね、関羽だよね。
古いネタですみません^^;
見事に華雄を討ち取った関羽が凱旋してきたのであります!関羽の武勇に驚く追討軍の面々・・・
そこで関羽が一言、
「ヒック、ふふふ、いまごろ酒のよいがでてきおったわい」
くぅー、かっこE!!
将軍を失った華雄軍は総崩れし、壊滅するのでありました。
第5巻-4 虎牢関の戦い
華雄軍壊滅の知らせを聞いた董卓は、汜水関へ援軍を送ると共に自らも兵を率いて虎牢関(ころうかん)へ向かいます。
虎牢関の前方には呂布が指揮を取る3万の兵が陣を張るのです。
さっそく、その呂布軍と追討軍が対戦。まあ呂布が強い、次々と呂布にやられていく追討軍・・・槍だけではなく弓の腕前もピカイチの呂布に誰も歯がたちません。
公孫瓉(こうそんさん)の軍勢を見つけ一人で突っ込んでくる呂布。おののくおのののかならぬ公孫瓉、「ひーっ!」
少なくとも大将が「ひーっ!」って言っちゃダメでしょw
そこに登場するのが我らが張飛でございます!「呂布!おれが相手だ!」
よっ、待ってました
両者の一騎打ちを固唾の飲んで見守る兵士たち、、呂布と張飛、互角の戦いであります。
そこに劉備と関羽が加勢に現れる、呂布は関羽の強さにも驚きながらも3人を相手に立ち回ります。さすがは天下無双の呂布ですね。
呂布は一旦虎牢関に引き下がり、勢いを盛り返した追討軍は虎牢関に詰め寄るのでありました。
第5巻-5 遷都
虎牢関での優勢に沸く追討軍。そこにあの男がやってきます。
そう、孫堅です!しかも何だかめっちゃ怒ってます!
生きてて良かった♪
孫堅は袁紹に「なぜ食料を送らなかった!」と詰め寄ります。返答次第では袁紹を斬るとまで言い放ちます・・・こわっ!
そこで袁紹は「せ、先生!悪いのあいつです!」と部下を指差し、孫堅の前でその部下を斬首し何とかその場を収めることに成功します。
その頃・・・
董卓軍はこっそり虎牢関から引き上げていたのです。そして董卓は都を洛陽から長安へ移す「遷都」を決断します。
さらに董卓は洛陽の金持ちから財産を没収し、挙句の果てには反乱軍に何も渡したくないという理由で洛陽に火を放つのでありました!
ひどい・・・
漢室十二代の歴史が、一人の人間の欲望の果てに燃え尽きるのでありました・・・
悲しい事ですが、これもまた歴史なのでしょう・・・うぅ
第5巻-6 落日賦
虎牢関に董卓軍がいない事に気が付いた追討軍。
そして洛陽が火の海になっていることに気付くのであります。
洛陽に乗り込んだ追討軍は董卓が長安へ遷都したことを知ります。そこで曹操が更なる追い討ちを袁紹に進言するが却下されてしまう。袁紹は共に語り合う人物ではないと愛想を尽かせた曹操は、自分の軍のみで董卓軍の追撃を開始するのでありました。
第5巻-7 壊滅曹操軍
曹操軍が追ってくる事に気付いた董卓。そこで李儒が「後は私に任せて、殿は長安へ向かっておくれやす!」と申し出ます。
李儒は城に一部の兵を残し、大半を潜伏させます。そこに曹操軍が到着。
一気に攻め込み城を奪い取ると、さらに追撃を開始します。そして李儒の兵が潜んでいる山あいにまんまと誘い込まれるのでありました。
絶対に岩が転がってくるよ!みたいな山あいですw
案の定、大量の岩が転がってくるし、大量の弓矢が飛んでくるのです。曹操軍は壊滅的な打撃を与えられてしまうのでした。
そこに李儒が登場!曹操を指差し、
李儒:「それっ、やつこそ反乱軍の首領だ!首をとれっ!」
李儒の兵が曹操に襲い掛かります、曹操の運命やいかに!!
続きはWEBで!!