横山光輝三国志第1巻「桃園の誓い」

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横山光輝 三国志第1巻(潮出版社、1974)

横山光輝 三国志第1巻(潮出版社、1974)

記念すべき横山光輝三国志の第1巻でございます。全てはここから始まったわけであります・・・うぅ(感涙)。表紙の青年・劉備がとても爽やかですね!

基本データ

もくじ

黄巾賊の乱
芙蓉姫
張飛
王者の剣
乞食部隊

主な登場人物

劉備、関羽、張飛、芙蓉姫、張角、劉備の母

ストーリー

第1巻-1 黄巾賊の乱

黄河を眺める青年、劉備(りゅうび)。
これから巻き起こる時代の荒波をこの大河が表現し、横山光輝三国志スタートであります。

当時は超高級品とされていたお茶を母のために買いにきた劉備。さんざん苦労して貴重な茶を買ったその夜、黄巾賊(こうきんぞく)に襲われ捕まってしまう。あちゃー。

黄巾賊は総大将・張角(ちょうかく)のもと、漢の時代を終わらせ新しい時代を作ろうと結成された。しかし、その方法は乱暴で、逆らう者は容赦なく殺し、略奪などを繰り返していた。
※みんな張角のマネをして頭に黄色の巾をつけているから、黄巾賊だってさ。

捕まった劉備だが、「お前、見込みがあるなぁ」と荷物持ちとして行動を共にすることに。
※見込みがあるのはその黄巾賊の方だと思う・・・

立ち寄った寺の和尚に劉備は「あんたは真の救世主や!」と言い寄られる、で「命を粗末にするな」と忠告を受ける。
※ちなみに、この和尚は後で塔から身を投げ自殺する。自分が命を粗末にしてるやん。

第1巻-2 芙蓉姫

黄巾賊へ入るよう勧められる劉備。
なぜか即答でOK「ただし、母が許してくれたら」と。
※許すわけないやん・・・

そこへ黄巾賊の仲間が合流、茶を買った男を探していると。
劉備冷や汗タラリ・・・

黄巾賊から白状するよう暴行を受ける劉備。「茶はやれないが・・・」と家宝の剣を渡すが、結局茶も剣も奪われる。バカバカ!

閉じ込めらられる劉備、「ふんだりけったりやん・・・」。
そこへ先ほどの和尚が登場し、劉備を救出。
塔にかくまっていた領主の娘・芙蓉姫(ふようひめ)と一緒に逃げてくれと馬を差し出す。

第1巻-3 張飛

芙蓉姫と共に黄巾賊から逃げる劉備。
とうとう追いつかれ、丸腰の劉備は勇敢に立ち向かうがあっさり窮地に追い込まれる

そこへ登場するのが張飛(ちょうひ)
※よっ!待ってました!!

張飛は黄巾賊の仲間になったと見せかけて、実は芙蓉姫を救い出そうとしていた。めちゃくちゃ強い張飛は黄巾賊を素手で倒す、しかも体がやけにでかいw

張飛は黄巾賊から奪い返した剣とお茶を劉備に渡すが、劉備はお礼にと剣を張飛に差し出す。ここで張飛・芙蓉姫と分かれる。

最後に劉備がポツリ、「なんてお美しい姫だ」。ほれてまうやろー。
※ちなみに、P109でやっと「劉備玄徳」の名前が出てくる

第1巻-4 王者の剣

故郷、琢県(たくけん)楼桑村(ろうそうそん)に戻ってきた劉備。
母と久しぶりの再会、黄巾賊の影響で税金も高くなり生活が苦しいと愚痴る。

お待たせいたしました!母さん、ここでとっておきのサプライズですよ!
お茶を差し出す劉備の優しさに母号泣。

と、ここで母が劉備の剣に注目。
「おい!先祖の剣はどうしたんや?」と詰め寄る母。

剣を手放したと聞き、母激怒。怒りのあまり貰ったお茶を川へ投げ捨てる。
劉備「何すんねん!おかん!!」

母は劉備家が帝王の血筋であることをカミングアウト。あの剣はその身分を証明するものだったと。生活は貧しくとも帝王の魂を持ちなさいと、心を鬼にして叱る母でございました。おおおおお・・・

別の日、劉備は町で黄巾賊討伐の兵隊を募っていることを耳にする。そこに張飛が登場。兵隊に志願するつもりのない劉備に世の乱れを切々と語る張飛。
※この時の張飛はやけにしっかりしている

張飛に自分が実は帝王の血筋であると身分を明かす劉備。時を見て世の人の為に立ち上がると伝えると張飛歓喜。ここで張飛から剣を返してもらう。

張飛は「劉備っていうすげー奴がいる」と関羽(かんう)に伝えにいくが、その途中城門破りをしたり、城兵を殺したりする。
※ひどい・・・

第1巻-5 乞食部隊

劉備のもとに張飛がやってくる、立ち上がる日まで下男として使ってくれと。まもなく城兵が張飛を捕まえにやってくるが、関羽の機転によりその場は収まる。

張飛・関羽を母親に紹介する劉備、母は3人の為に酒宴の席をもうけてくれる。
ここで劉備・関羽・張飛は義兄弟の契りを交わす。

これがいわゆる「桃園の誓い」。

”我ら天に誓う 我ら生まれた日は違えども 死す時は同じ日同じ時を願わん”

劉備が立ち上がったと噂を聞いた村人が続々と集まってくる。人の良い商人・張世平(ちょうせいへい)から馬から武器から金まで貰う劉備たち。
※どんだけ太っ腹やねん!!

こうして義勇軍を立ち上げた劉備。

いよいよ黄巾賊討伐に打って出るのであります、二巻へつづく。

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