第4巻 曹操「ふふふ、乱世の奸雄か・・・それもよい。」

乱世の奸雄か・・・それもよい名言
横山光輝 三国志第4巻(潮出版社、1974) 143P

乱世の奸雄か・・・それもよい

横山光輝 三国志第4巻(潮出版社、1974) 143P

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3巻に続き、4巻も曹操のこの一言です

若い頃は親も困らせるほどやんちゃな曹操でしたが、

不思議な魅力で多くの人が彼を慕っていました。

 

ある時、人物批評家のおっさんが曹操を見て、「おぬしは平和な世には能臣だが、乱世になれば奸雄となる相じゃ」と見抜きます。

その時の曹操の一言がこちら。

 

「ふふふ、乱世の奸雄か・・・それもよい。」

 

乱世の奸雄(らんせいのかんゆう)…「乱世」は乱れた世の中で、「奸雄」の「奸」には「悪賢い・ずるい」という意味があるので、「奸雄」は「悪賢い英雄」となるかと思われます。漢字を「肝雄」と間違えて覚えている方もいるので注意してください。

ドラえもんがのび太に「きみはバカの王様だ!」と激しく皮肉ったシーンがありましたが、この皮肉とも取れる言葉を聞いて曹操は不敵に笑うのでございます。

世の中が乱れるほどその本領を発揮する、曹操はこの混乱の時代に産まれ合わせた一人なのでしょう。

そして、3巻に引き続き「ふふふ」から始まっておりますw

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